感染対策

歯科医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応指針

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医療崩壊を招かないために歯科医療がはたす役割

<参考文献>

参考文献 歯科医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応指針

医療崩壊を招かないために歯科医療がはたす役割

  1. 有病者、高齢者の口腔細菌数を管理すべき必要性
  2. 口腔内の衛生状態が悪化することにより、口腔細菌数が増加するとウイルスの感染力が増し、ウイルス性肺炎や人工呼吸器関連肺炎を増悪させてしまいます 1,2,3)。とりわけ高齢者や基礎疾患がある場合、日頃から口腔細菌数を一定にコントロールする必要があります。
    緊急時に人工呼吸器が装着される事態になった場合、人工呼吸器関連肺炎(VAP)を引き起こすリスクが高まります。
    コロナウイルス感染のレセプター(ACE2)は舌の粘膜に豊富にあり 4)、経口感染には特に注意が必要です。歯科診療所での日頃の口腔ケアは、口腔細菌由来の肺炎を防止して新型コロナウイルス感染時の重症化予防につながると考えられます 5)。
  3. 国民の免疫力を落とさないために咀嚼機能を維持する必要性
  4. 咀嚼機能が低い状態(100mg/dl以下)が長期間続くと、糖質偏重食が常態化してしまい、タンパク質が摂取できずに低栄養が進行し、血中アルブミン値が低下(3.5g/dl以下)し、著しい免疫力低下を招くことになります。また糖尿病悪化のリスクを高めることにもつながります 6,7)。歯科医療提供の機能が停止するようなこととなれば、公衆衛生学的スケールで低栄養を招きかねず、COVID-19感染症の疾病重症化につながる恐れがあり、死亡率が上昇するリスクが高まると考えられます。
    急性感染症と栄養の関係は決して疎遠ではなく、たとえ新型コロナウイルスに感染したとしても重症化しない身体維持が医療崩壊を防ぎ、国民の公衆衛生向上につながるものと考えます。

文献:歯科医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応指針

元国立感染症研究所客員研究員
鶴見大学歯学部臨床教授 医学博士 武内博朗

横浜山手デンタルクリニックは、約40年前の開設時から上記のアンダーラインの内容を患者様にお伝えし続けてまいりました。そして、治療室の環境も「エアーライン」「ウォーターライン」の滅菌体制を当時から整え、今日に至っています。

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